月刊「計装」の工業技術社は工業計測分野の
技術誌・専門図書を発行している出版社です。
月刊「計装」を発行して以来、65年、創刊800号を迎えました。

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ENGINEERING
月刊「計装」休刊のお知らせ
最新号の紹介
今月の月刊「計装」 【4月号】
当ページでデジタルブックのみの発行となります。
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[特別企画]
デジタル計装革新技術「Ethernet-APL」(Part2)

プロセス装置産業のPA分野を中心に現場に革新をもたらす通信テクノロジーとして注目されるのが,「Ethernet-APL」です。これはkeiso202504,汎用通信ネットワークプロトコルEthernetをベースとしたもので,APL(Advanced Physical Layer)はEthernetネットワークの物理層でのデータ伝送をさら高度に進化させた方式です。これにより,PAにおいて重要となる防爆エリアでの機器やセンサを2線式のEthernetで直接接続可能になるほか,相互運用性の強化,同じネット上の接続機器への電力供給機能を利用できるなど,多くのメリットが期待されています。
本号では特別企画として,これまでのPA計装を大きく変革する可能性を備えた“Ethernet-APL”の動向を昨年10月号に続いて取り上げます。今回はNAMURとZVEIによるユースケースの解説記事(翻訳版)を掲載するとともに,リリースが始まった対応機器/センサの紹介をまじえてデジタル計装の進化を展望します。


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おすすめの書籍
計装エンジニアのための コントロールバルブ

本書は、知る人ぞ知るコントロールバルブのボーマンが、豊富なバルブセールスで得た知見のもと、ユーザの計装エンジニアへの助言をふんだんに盛り込んだコントロールバルブを本質から理解するための解説書です。
世界の、日本のフィールドはフィールドバス時代を前にして大きく変わろうとしています。その中にあってコントロールバルブの果たす役割は、さらに計装寄りになり、従来のコントロールバルブの機能を超えたものへと発展していくでしょう。それを実現していくのは、少なくとも必要とする付加機能を提案していく役割を担うのは、プロセスをよく知ったユーザサイドの計装エンジニアです。
その意味で本書は、これからの計装エンジニアリングの手引き書でもあります。