月刊「計装」の工業技術社は工業計測分野の
技術誌・専門図書を発行している出版社です。
月刊「計装」を発行して以来、65年、創刊800号を迎えました。

INSTRUMENTATION

CONTROL

ENGINEERING


お知らせ

最新号の紹介

今月の月刊「計装」 【7月号】

計装7月号

これからのエネルギー管理最適化への着眼点と実践技術

 環境問題への取り組みが社会問題としても一段と重要性を増すなかで,これからのエネルギー管理はより具体的な施策と共にその効果の可視化など厳しい要件が求められています。特に脱炭素化や環境負荷低減などへの関心の高まりは国を超えた広がりを見せ,近年のエネルギーを取り巻く状況は大きな転換期にあります。一方,長引く感染症や国際紛争,そして経済環境の変化は製造業にも大きな影響を及ぼし,環境対策を進めながらエネルギーコストの低減や最適運用をいかに実現して行くか,新たなアプローチが求められています。
 そこで,この企画では生産設備でのエネルギー問題に改めて注目し,サステナビリティ推進時代の新たなエネルギー管理のあり方を探ります。また,既存設備でのさらなる省エネ最適化手法や新/再生可能エネルギープラントなどでの計装制御技術にも焦点を当てます。


【雑誌コード 03555-7】







来月の月刊「計装」 【8月号】



計装8月号

安定・安全操業へのスマート計装の新たな潮流(Part 2)

 「人・設備・情報」の融合―これは製造業において大きな命題として従来から標榜されてきました。そして今日,サステナビリティ推進とともに製造革新時代を迎え,新たなモノづくりの近未来ビジョンをどう描いていくのか,岐路にあると言えます。 一方,生産現場に視点を向けると,プロセスや運転,保全,品質といった分野の多様なデータを活用した,柔軟で競争力を有した生産システムの構築に向けた取り組みが進められて来ました。しかし,熟練技術者や現場スキルを備えた人員の減少傾向が続く近年の状況下で,いかに安定・安全操業を維持・向上させていくのか,従前からの意識改革やより具体的な効果的手法の開発・導入が強く求められています。
 そこで本年5月号から「スマート計装」をキーワードに新シリーズ企画を開始しました。本号はそのPart 2になります。フィールドで培われてきた現場力や斬新な着想,そして先駆的なデジタルソリューションを含めて,工場革新に向けて,新たな価値や効果を生み出すスマート計装(システム/機器,他)に注目するとともに,現場ユーザの考え方や実践例などを取り上げて行きます。


 
  
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 本書は、知る人ぞ知るコントロールバルブのボーマンが、豊富なバルブセールスで得た知見のもと、ユーザの計装エンジニアへの助言をふんだんに盛り込んだコントロールバルブを本質から理解するための解説書です。
 世界の、日本のフィールドはフィールドバス時代を前にして大きく変わろうとしています。その中にあってコントロールバルブの果たす役割は、さらに計装寄りになり、従来のコントロールバルブの機能を超えたものへと発展していくでしょう。それを実現していくのは、少なくとも必要とする付加機能を提案していく役割を担うのは、プロセスをよく知ったユーザサイドの計装エンジニアです。
 その意味で本書は、これからの計装エンジニアリングの手引き書でもあります。

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